プロテインってどんな種類があるの?
ダイエット目的で飲んでも大丈夫なのかな?
- プロテインの種類や効果
- 目的にあったプロテインの選び方
- プロテインを飲む時の注意点
「プロテイン=マッチョな人」とイメージを持たれている人は多くいると思います。
飲んだことのない人なら、「体に悪影響はないのか?」と気になることもあるでしょう。
結論としては、プロテインは「最強にコスパの良い栄養補助食品」です!
主な理由としては下記のとおり。
- 食事から1日に必要なタンパク質を摂取するのは難しい
- プロテインなら1日分のタンパク質を簡単に摂取できる
- 買い物や料理をする手間が省ける
プロテインは適切に飲んでいればメリットの方が多いぐらいです。
プロテインを上手に活用し、理想の体型を手に入れましょう。
- 40歳代の中年サラリーマン
- 美味しい物を沢山食べるために筋トレを開始
- 主に自宅でトレーニングを実施
- HIIT(タバタ式)を2年以上継続中!
- 腹筋ローラー(立ちコロ)を連続30回達成
種類で効果が違う?目的にあったプロテインで体を変化させよう!
プロテインとは?
プロテイン(protein)とは、日本語で「タンパク質」という意味。
タンパク質は、人間の体を構成する上で必須となる栄養素です。
食材(肉・魚介・大豆・卵・乳製品など)からも摂取は可能です。
しかし、1日で必要とするタンパク質を食材だけで摂ろうとすると、かなりの量が必要となります。
忙しい日常でその量を摂取するのはかなり困難ですよね?
それを補うのがプロテイン。
プロテインは毎日が忙しい人の必要な栄養素を補ってくれる「最高の栄養補助食品」なのです。
なぜプロテインが必要なのか?
プロテインでタンパク質を摂取する最大の理由は、
通常の食材からは、1日に必要なタンパク質を常時摂取するのが困難なため。
タンパク質の必要量
成人が1日に必要とするタンパク質量の目安は下記のとおり。
- 運動をしてない人:体重1㎏に対して【タンパク質1g】
- 運動習慣のある人:体重1㎏に対して【タンパク質2g】
運動をしていない体重60㎏の成人男性だと、1日の必要摂取タンパク質は60g。
ちなみに、人が1回に吸収できるタンパク質量は、約20gだと言われています(個人差あり)。
食材にはどのくらいタンパク質が含まれているものなの?
タンパク質が多く含まれる食材は下記のとおり。
重さ(g) | エネルギー(kcal) | タンパク質(g) | 脂質(g) | 炭水化物(g) | |
鶏むね肉(皮つき) | 102 | 148 | 22 | 6 | 0.1 |
鶏ささみ | 91 | 91 | 22 | 0.7 | 0.1 |
豚バラ肉 | 150 | 596 | 22 | 53.5 | 0.2 |
紅鮭 | 97 | 134 | 22 | 4.4 | 0.1 |
卵(3個:L玉) | 177 | 267 | 22 | 18.2 | 0.5 |
木綿豆腐 | 311 | 249 | 22 | 15.2 | 4.7 |
牛乳 | 661 | 143 | 22 | 25.1 | 31.7 |
食材だけだと、かなりの量を食べないとダメなのね。
料理や買い物の時間や手間を考えると、プロテインはとてもコスパの良い商品と言えますね。
プロテインの主な効果
プロテインの主な効果は下記のとおり。
健康的になる
プロテインを飲めば、健康的になれるの?
タンパク質は、色々な役割を担っています。
- 体の材料となる(皮膚・筋肉・臓器・骨や歯・髪の毛や爪など)
- 神経伝達物質(ドーパミンやセロトニンなど)を構成
- 免疫機能の向上
- 酵素を構成する(消化酵素など)
タンパク質は、人体の元となる栄養素です。
タンパク質が不足すると、体調不良に可能性があります。
日常的に不足する場合は、プロテインを飲んで健康的な体づくりを行いましょう。
筋肉を大きくする
筋トレや激しい運動後には、筋肉を大きく・強く成長させる大チャンス。
この時にタンパク質を摂らなければ、筋肉は成長してくれません。
筋肉を成長させたいのであれば、運動後には十分なタンパク質補給を心掛けましょう。
ダイエット時における筋肉量の低下を防ぐ
ダイエットの時でも、プロテインは飲んでも大丈夫?
ダイエットの時こそ、プロテインは効果を発揮します!
- 食事制限や慣れない運動でタンパク質が不足する
- タンパク質不足になると、エネルギー源として筋肉が分解される可能性がある
- 筋肉が減ると代謝が下がり、痩せにくい体になる
上記のような状態を防ぐためにも、プロテインから必要なタンパク質を摂取しましょうね。
プロテインの種類について
プロテインはどのくらいの種類があるの?
販売されている商品は多数存在します。
しかし、主な種類としては「3種類」です。
筋肥大にはホエイプロテイン
「筋肉を大きくしたい!」と思っている人は、ホエイプロテインを選びましょう!
ホエイ(乳清)プロテインは、牛乳を原料とした動物性タンパク質のプロテイン。
トレーニング直後に飲むことで、筋肉の成長(超回復)に役立ちます。
- 吸収が早い
- 筋肉の合成に必要な必須アミノ酸(BCAA)が豊富
必須アミノ酸とは、人間が体内で作ることが出来ないアミノ酸のこと
ボディメイクにはカゼインプロテイン
美しいボディメイク(減量含む)をしたい人は、カゼインプロテインを選びましょう。
ホエイと同様、牛乳を原料とした動物性タンパク質のプロテイン。
寝る2時間ぐらい前に飲むのがおススメです。
- 吸収は遅い(7~8時間程度)
- 腹持ちが良い
- アミノ酸やグルタミン酸が豊富
- 脂肪燃焼効果が高い
吸収が遅いことで、血中のアミノ酸濃度を長時間、高い値で維持できるので、効果が長続きします。
ダイエットにはソイプロテイン
ダイエット(食事コントロール)したい人は、ソイプロテインを選びましょう!
ソイ(大豆)プロテインは、大豆を原料とした植物性タンパク質のプロテイン。
寝る2時間ぐらい前か、間食に飲むのがおススメです。
- 九州は遅い(5~6時間程度)
- 腹持ちが良い
- 代謝をサポート
- アルギニンやイソフラボンが豊富
アルギニンは、成長ホルモンの分泌や筋肉組織の増強、免疫力の向上に効果的なアミノ酸の一種
乳糖不耐性(体質的に乳糖が体内で分解できず、下痢などの症状を起こす)の人や、牛乳でお腹を壊しやすい人はホエイやカゼインよりも、ソイプロテインを選ぶ方が良いでしょう。
種類によって、吸収時間や含まれている栄養素も違うんだね。
自分の目的にあった種類のプロテインを飲むようにしましょうね!
プロテインを選ぶ時のポイント
目的別はわかったけど、プロテインを選ぶ時のポイントはどうしたらいいの?
プロテインを選ぶ時のポイントは下記の3つ。
- タンパク質の含有率が高いものを選ぶ
- コスパの良い商品を選ぶ
- 好きな味で選ぶ
- ①タンパク質の含有量が高いものを選ぶ
-
タンパク質の含有率が「70%以上」の商品を選びましょう。
含有率が高ければ、効率よく筋肉をつけることができます。
しかし、含有率が高ければ値段も高くなるので注意しましょうね。
- ②コスパの良い商品を選ぶ
-
プロテインは飲み続けることで効果を得ることができます。
そのため、自分にとって継続可能な「コスパの良い商品」を選ぶことがとても重要。
最初のうちは、あまりに高すぎたり、安すぎたりする商品は避けるようにしましょうね。
リンク - ③好きな味で選ぶ
-
プロテインは色々な味が用意されています。
中にはびっくりするぐらい美味しい商品もありますので、好みの味を選ぶようにしましょう。
あずきち私は「バニラ・チョコ・ココア」が大好きです!
色んな味があるのは、飽きが来なくていいかもね!
プロテインを飲む時の注意点
メリットの多いプロテインですが、
飲む時には下記の点に注意しましょう。
タンパク質の合成には限界がある
人間が1日に摂取できるタンパク質の量には限界があります。
- 運動をしていない人:体重1㎏×タンパク質1g=1日の摂取量
- 運動習慣のある人 :体重1㎏×タンパク質1g=1日の摂取量
タンパク質を1回に摂取できる量も「20g程度」
上記が1日摂取量の目安です。
過剰な摂取は体に負担がかかる可能性があるので、やらない方がいいでしょう。
プロテインをたくさん飲んでも筋肉はつきません!
適正な量を心がけましょうね。
カロリーオーバーで体重が増える
多く飲みすぎると、やはり太る要因となるんだね。
プロテインを過剰摂取すると、カロリーオーバーで体重が増えることがあります。
原因としては、
- 体内で吸収しきれないタンパク質が残存
- その一部が脂質や糖に変換される
- そして、そのまま蓄積!
となってしまうからです。
私は過去にプロテインを過剰摂取したことがあります。
その時は体重がかなり増え、健康診断でも注意されました💦
タンパク質のカロリーは、糖質と同じで1gあたり4kcalです。
くれぐれも過剰摂取には注意しましょう。
腸内環境が悪化する
プロテインの飲み始めは、腸内環境が悪化する可能性があります。
その影響で、下記のような症状が出る場合があります。
- 便秘になる
- お腹が張る
- 便が緩くなる
これは、腸内環境がプロテインに対応できていないことを表しています。
特に動物性タンパク質は悪玉菌の餌となるんだ。
そのため、タンパク質の摂取量が増えると、腸内環境が悪化するのです。
そのような症状は、ずっと続くものなの?
対処法はないのかな?
こういった症状は、ほとんどが飲み始めの頃だけとなります。
- 一旦飲むのをやめる
- 1回に飲む量を減らす
- 食物繊維や乳酸菌をとる
慣れてくれば大丈夫という人がほとんどですが、そうでない場合は一旦腸内環境を整えてあげましょう。
まとめ
食材オンリーでタンパク質を摂取するのは、本当に大変なんだね。
そうですね。でもプロテインがあれば、その大変さも無くなります。
筋肉もつき、ダイエットにも有効で、健康にもなるなんて、プロテインは本当に【コスパ最強の栄養補助食品】だね!
健康のためにも、ぜひ1度試してみてね。
プロテインを使用すれば、人にとって必要な栄養素を簡単に摂取することができます。
仕事などで忙しい朝や、ダイエット中の小腹が空いた時には本当に便利な商品です!
自分に合わなければやめればいいだけなので、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか?
それでは、今日のポイントをまとめておきますね。
- プロテインはコスパ最強の栄養補助食品である
- プロテインがあれば、不足がちなタンパク質を補える
- プロテインは、自分の目的に合った商品を選ぶこと
- プロテインの主な種類は【ホエイ・カゼイン・ソイ】の3種類
- プロテインの過剰摂取には要注意!
それでは素敵な筋トレLIFEを!
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